ハンターハンター360話「寄生」ネタバレ・感想・考察です。
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前回のおさらい
ハンターハンター359話「出航」のおさらいです。ネタバレあり。
- 「長声一発」が鳴り王位継承戦が開始(日曜日正午12時)
- 王子14人全員参加の出航セレモニーが開催される
- カキン→給油地(領海域の限界)→新大陸(仮)→中継基地→門番がいるゲート
- カキン王族と一般の渡航者は新大陸(仮)までが旅路
- ハンターたちはそこから門番がいるゲートまでが旅路
- 暗黒大陸の迷宮都市が目的地(メビウス湖の真北)
- ビヨンドはカンザイ、サッチョウ、サイユウに監視されて乗船
- ウッディーをはじめ5人のワブル王子の護衛が血を抜かれて殺害される
クラピカのダウジングチェーンで、同室のメンバーの尋問がされるところで前回は終了しました
あとカチョウ王子が面白かったですね(笑)
ハンターハンター360話「寄生」の登場人物
ハンターハンター360話の主な登場人物を簡単にまとめます。
赤字で今回の話の内容を記載してます
クラピカ | 第14王子の護衛 | 王位継承戦のおそらく主人公。ツェリードニヒ王子が持つ緋の目を取り戻すため、ワブル王子の護衛を務める → 犯人捜しのため同室のメンバーを尋問。念獣が14エリアに現れたことを、全エリアへの緊急放送で知らせる。 |
オイト | 第8王妃 | ワブル王子の母親。正妻にこだわったあまり、ワブル王子を王位継承戦に参加させてしまって後悔。 → クラピカの尋問で味方でない者が護衛についていたので不安になる |
ビル | 第14王子の護衛 | ビヨンドと共に暗黒大陸を探検することを目的とするハンター。念獣が「寄生型」ではないかと推察する。継承戦から脱出する方法が3つあると、オイト王妃に提案 |
サイールド | 第14王子の護衛 | ビルの仲間のハンター。新たに二人の護衛と仲間のハンターを包丁で殺害。その際に「頼まれたから」と理由を言う |
また3人死にました。王位継承戦日に合計8人いなくなりました。
どうやって物語が進んでいくのか、期待です。
ハンターハンター360話「寄生」の内容
ネタバレです。
今回の話のポイントは3点です。
- 下位王妃を監視するシステム
- 壺中卵の儀で王子が授かった念獣の出現
- クラピカとビルが任務の為、情報交換をして連携を深める
とりあえず出来事をザックリと。
- クラピカがダウジングチェーンを使って同室のメンバーを尋問
- 二人の護衛が今回の継承戦を知っていた
- しかも、二人はワブル王子の味方ではなかった
- ワブル王子に王室から派遣されていた7人の護衛は、それぞれ違う上位王妃に仕えている
- 任務は派遣先の王子の護衛と監視
- 最下位のオイト王妃にはそのシステムも説明されていなかった
- ただ王子暗殺に免罪や恩赦があるわけではない
- 二人の護衛が言うには、壺中卵の儀で王子たちに授けられた念能力で、王子達本人が戦うはずと
- 5種類の念獣が現れ、クラピカが全エリアに緊急放送で伝える
- その際にビスケが確認していた念獣が、現在いないと返してくる
- 念獣は寄生型と思われる
- クラピカとビルが護衛任務の為、情報交換をする。クラピカの事情も伝わる
- ここまでの事件が起きても、ビルは任務を降りずオイト王妃に継承戦離脱の方法が3つあると提案する
- サイールドが包丁で新たに3人殺害
ざっくりが多い(笑)内容が詰まってます
ハンターハンター360話「寄生」の解説考察(ネタバレ)
No340特命でカキンが暗黒大陸へ行くことを宣言して、ようやく出航です。長かった(笑)
しかも、王位継承戦が始まっているので、暗黒大陸に着くのはだいぶ先になりそうです。
今回の見所は以下の2点です。
- 下位王妃を監視するシステム
- 壺中卵の儀で王子が授かった念獣の出現
下位王妃を監視するシステム
ワブル王子には王室から警護が7人配属された
なぜ「7人」だと思う?
HUNTER×HUNTERNo350寄生より
生き残った護衛の一人がクラピカの尋問を受けて答えています。続けて詳細も答えていますのでそれをまとめました。
- それぞれの王妃が警護人を使って、下位王妃とその王子の監視をしている
- 上位王妃とその王子の監視は許されていない
- 王子は下位王妃の子供と言う意味で、王子が生まれた順の序列ではない
- 上位王妃から派遣された監視役 + 本当の護衛 = 7人(王妃の数 - 1)
- 本当の護衛がいないオイト王妃には、システムの説明がされていない
赤字で書いた部分が、わかりにくかったのでもうちょっと説明します。
- フウゲツ王子 = 母親選抜警護2人 + 上位王妃選抜監視5人
- モモゼ王子 = 母親選抜警護1人 + 上位王妃選抜監視6人
- ワブル王子 = 母親選抜警護0人 + 上位王妃選抜監視7人
本編のものをまとめただけですが、何が言いたいかと言うと、王室から派遣されてくる護衛(監視役を含めて)は全員で7人。私設兵やハンターがいないと、護衛してくれる人がその7人だけということです。
でも本編に記載されている通り、無法になったわけでなく簡単に王子暗殺ができわけではなさそうです。キメラアント編と比べて、知略戦の様相が深まりそうです。
壺中卵の儀で王子が授かった念獣の出現
クラピカが上位王妃の監視役の護衛に尋問しているところで目玉が現れ、その後計5種類の念獣が現れました。念能力者以外には見えない。一応特徴をまとめておきます
- お腹にハートマークがあるデッカイハムスターみたいなもの
- チューブ状のワーム
- シーラカンスような尾びれと尾っぽがあるドラゴン
- 硬そうな殻がある、複数のクラゲ状のもの
- 目玉と手足がある、複数の音符状のもの
念獣たちが何をしに来たのかは、現在のところ分かりません。しかもクラピカが緊急放送をしているときに、ビスケが現在マラヤーム王子の所にいた念獣がいなくなっている。王子たちから離れて念獣がワブル王子のところに来ているのは、おそらく異常なはずです。何か今後理由が展開されるものとみられますが、今後の期待がたのしみです。
デッカイハムスターみたいな念獣はマラヤーム王子の念獣かもしれませんね、ハムスターを飼っていたので。
ザイールドのもとに、小さいハムスター(ハートマークなし)が来て、
おヒマが出来たら教えて?
HUNTER×HUNTERNo360寄生より
と言っています。またもう一人のハンターには見えていません。ザイールドがその後3人を包丁で刺したのは、この念獣に操作された可能性が高そうです。
まとめ
ワブル王子の護衛がまた2人も殺害されました。これで全部で7人になります。しかも実は全員ワブル王子の味方ではありませんでした。ハンターも一人いなくなりました。別のハンターに刺されたのです。序盤からハードすぎます。
また現れた念獣がその後消えていますが、またいつ現れて襲われるか分からず、毎回人が消えていくような部屋になっています。それにしてもハンターが操作されて攻撃するにしても包丁で刺すとは原始的ですね。またそれに刺されたハンターは余程の不意打ちを受けたのか?ザイールドと信頼関係が出来ていたのか?どちらにしてもあっけなく退場となりました。
次回はクラピカVSザイールドの対決から始まる様相です