【ハンターハンター】368話凶行、ネタバレ・感想・考察　オイト王妃とクラピカ

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前回のおさらい

ハンターハンター367話「同期」のおさらいです。ネタバレあり。

念の実演という形で、ゴキブリにステルスドルフィンを発動することが出来ました。各王子の偵察はしないといけませんが、解除することでいつでもエンペラータイムを止めることが出来ます。

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ハンターハンター368話「凶行」の登場人物

ハンターハンター368話の主な登場人物を簡単にまとめます。

赤字で今回の話の内容を記載してます

クラピカ	第14王子の護衛	王位継承戦のおそらく主人公。ツェリードニヒ王子が持つ緋の目を取り戻すため、ワブル王子の護衛を務める　→　エンペラータイムの使用が肉体に負担をかけ、ついに倒れる。
オイト	第8王妃	ワブル王子の母親。正妻にこだわったあまり、ワブル王子を王位継承戦に参加させてしまって後悔。 →　1013号室を探索後、1012号室でモモゼ暗殺の現場を見る。助けれなかったと落胆し、護衛達の冷徹さに嫌気をさす。
ビル	第14王子の護衛	ビヨンドと共に暗黒大陸を探検することを目的とするハンター　→　状況を知らせるクラピカのサポート役をしていた
バビマイナ	第1王子の私設兵	ビンセントの代わりに新しく1014号室に送られた。念能力者　→　モモゼ暗殺時に叫んだ理由をオイトに聞く
モモゼ	第12王子	セヴァンチに部屋のメンバーのほとんどを持っていかれるが気丈に振る舞う→　就寝中に首を絞められ暗殺される
セヴァンチ	第7王妃	モモゼにはつらく当たるが、マラヤームには甘い母親　→　モモゼが暗殺されて我を忘れる
サカタ	第3王子の私設兵	1014号室に出向して護衛任務に就く　→　モモゼの念獣が彼女を守らなかったのはなぜか？クラピカに質問する
ハンゾー	第12王子の護衛	クラピカと同期のハンター。第12王子の護衛だったが、王妃の指示で1013号室に移る　→　モモゼが暗殺されたことを悔やみ、報復を誓う
ビスケ	第13王子の警護	キルアの推薦でクラピカに依頼されたハンター　→　モモゼが暗殺されて悔やむハンゾーを慰め、暴走を警戒する
ツェリードニヒ	第4王子	緋の目を大量に持つ。クラピカの最後のターゲット。スナッフマニア。念について習得中　→　第14王子の警備兵が2週間で念を使えるようにすると言ってきたことに関して、テータの話と矛盾していないか問いただす。
テータ	第4王子の護衛	念能力者。王子の霊獣をみて、念など会得してはいけない人物と判断。不効率な方法で念を教える方針　→　王子が半日で”凝”のコツをつかみかけていることに驚く。王子の疑いに、念の取得期間に偽りがないことを説明。

ハンターハンター368話「凶行」の要点

今回の話のポイントは3点です。ネタバレあり。

とりあえず出来事をザックリと。

ハンターハンター368話「凶行」の解説考察（ネタバレ）

今回の見所は以下の3点です。

モモゼ暗殺の際のオイトの様子と周りの反応

モモゼ暗殺の際のオイト王妃の状態を時系列でまとめました

6で助けられたかもしれないのにとオイト王妃が嘆くのは、クラピカが応じてくれなかったことだけでなく、１で1012号室に監視の護衛6人しかいなかったことをわかっていながら、すぐに1012号室の探索に行かなかったことも嘆いているのだと思います。

・・・デメリット・・・ですか

フフッ　フフフ　くくく　くくく

サバイバルゲームに熱中しているあなた方には

腹違いの娘を見殺しにしなかった事がよっぽど奇妙に映るのね

よくわかりました

あなた方と話す事はありません

HUNTER×HUNTERNo368凶行より

と、７のバビマイナの問いかけに答えています。

1ではオイト自身がサバイバルゲームをしていたわけです。かなりクールに分析しています。でも結果論として、そのためモモゼを助けられませんでした。後からそのことに悔いて嘆いているのに、モモゼ暗殺という結果が分かった上でも、サバイバルゲームをしているクラピカを含めた1014号室のメンバーたちに、不信を募らせているのだと思います。

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エンペラータイムによる疲労

1013号室での探索に1時間かかりました。今までなかったエンペラータイムによる肉体への負荷が描かれました。「ズキ・・ン、ズキ・・・ン」ってやつですね。後の方になると「ドクンズキンドクンズキン」となって来ます。そして「ズギッッ」となって倒れました。

結局クラピカは、探索の途中でエンペラータイムを中断することはありませんでした。ワブル王子とオイト王妃を献身的に護衛しています。1013号室の偵察が済んだあたりから表情が辛そうです。

モモゼ暗殺時にすぐに対応しなかったので、オイト王妃の不信を被りましたが、クラピカにしてみれば寿命を縮めてまで献身的に護衛しているわけです。オイト王妃の方こそサバイバルゲームを優先してほしいと考えてもおかしくはないと思います。それが冷淡な対応につながったのだと思います。

これもエンペラータイムのことをオイト王妃に伝えていないから起こっているわけです。伝えていれば、もう少し違った対応になったと思います。

これも自分の戦いに他人を巻き込みたくない、クラピカの考え方が影響しています。今回、緋の目を取り返すための交換としてワブル王子の護衛をしています。なのでワブル王子の護衛をすることが自分の戦いになっているのですが、仲間であるはずのオイト王妃を深いところでは入れていないのだと思います。つまりオイト王妃を助けはするけど、オイト王妃から助けられることで巻き込みたくないと感じているように思えます。

また、クラピカはクルタ族の村から旅に出る前は感情の起伏が激しく、パイロの体を治すために旅に出るなど仲間思いの人でした。クルタ族の虐殺を知ったときから、緋の目を取り返す目的のために、今のようなクラピカになりました。オイト王妃は昔の本来のクラピカのような存在なのかなと思いました。このオイト王妃とクラピカの表情の対比から見て取れそうです。

モモゼ暗殺の際に守護霊獣が不在だったことについて

おそらくこれはクラピカが、サイールドからオーラを吸ったときに、一緒にモモゼの守護霊獣のオーラも吸っていた可能性がありますね。1014号室のメンバーは知る由もありませんが、今後語られるかもしれません。その時1014号室のメンバーの結束に影響するかもです。

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まとめ

ついにクラピカは倒れてしまいました。これを機にエンペラータイムのことを同室のメンバーに話すのでしょうか？オイト王妃はクラピカを昔の彼との邂逅に導くのでしょうか？そもそも起き上がれるのでしょうか？

1013号室ではハンゾーが犯人に目星をつけています。また1004号室ではツェリードニヒがすごい速度で修得中です。彼が念の修得の為に1014号室を訪れることはなさそうです。